長い道のりがある。俺は何かを追いかけている。イメージはいつも変わる。女の子の背中を追いかける。手を伸ばすが届かずだんだんと離れていく。
劣化していく昔のメディアに追悼の意を捧げてすべて燃やしてやろうと思った。 「今から焼こうぜ!」 「おけー」 「私もいくー」 「いいじゃん」 深夜番組のエロカットだけ頑張って録画したビデオ、ビデオデッキ、ピグモン、枝、ウルトラマン、ウルトラマンレ…
「今しかないのが僕らだ」 って君は何度もぶつぶつ呟いていた。 「そんなのただの言葉だし、それで生が充実するわけでもないだろ」 君は僕の言葉を無視するとガンを飛ばしてまた同じ言葉を繰り返した。 僕らはそこにある今ってやつを、どうすればいいのだろ…
少女が落ち葉を踏むと乾燥した落ち葉は粉々に砕けて消えた。夕陽が山裾に隠れて明るさが失われる。緩んだマフラーを巻き直し、肩掛けのショルダーバッグから懐中電灯を取り出すと光の輪であたりを照らした。 「……怖いわね、やっぱり」 夕陽が沈むと同時に心…
毎日登場人物を考えたい。パクレばできるはずだし、会話だけ書き連ねてもいい。毎日はハードルが高いか? でも一日1000字ぐらいなら書けてもいい。毎日はできなさそうだな。この時点で自信がなくなる。1時間あれば一キャラ分ぐらい考えられないだろうか。あ…
これでいいと自分に言い聞かせる。言い聞かせてる時点でこれでよくないとはわかりきっているのだ。自分で自分を説得する自己矛盾ほどばかげたものは無い。欺瞞を持って、不満を語っている。
洞窟の中には君の承認欲求を満たしてくれるものがある。君好みの可愛い女の子だ。洞窟の一番奥に彼女はいて試練を乗り越えると君は彼女を手に入れることができる。それか、試練を諦めていますぐ彼女を手に入れることもできる。洞窟の外に置かれた巨大な岩石…
「死ぬ前に考えておきたいことがある」 何かを達成するための方法は幾通りもある。 何を選ぶのかが自由なせいで君は思考停止に陥る。そこで大事なのはシンプルさだ。シンプルな理論を大きな声で力強く自信を持って言ってくれることを君は望む。 「それなら私…
何となく想像の内側を埋めるような喜びを求めてる。内発的な衝動が喜びを生み出して、誰かへの貢献が僕の力になるのなら、それは喜ばしいことだなって本当に思ってる? YESかNOで答える二択。そんなものは吹き飛ばしてしまいたい。愛情を叫べよ。遠く響く声…
この世界というか現実に生きる喜びを失った時に、それをどうやって思い出せばいいんだろう。退屈な日常をきらめかせるには何がいるんだろう。一瞬の完全なきらめきと出会って何かを捕まえるために旅に出る。その捕まえたはずの何かは次第に忘れられた日常に…
明確な形に魑魅魍魎が見える。悪霊が歩きゆく人々の背後でのたうち回っている。際限なく湧き出る人たちの欲望に悪霊が逆に取り殺されそうになっているのだ。私の掌の中にその残滓が落ちてきて、きらきらと燦めきを見せながらその霊体は消えて行く。……とかい…
そして、100年が過ぎた。 この言葉の中に私の想像する100年間が押し込められている。 今、この瞬間に陽が落ちてまた登る。時が過ぎ去り、私の部屋が砕け散っていく。 映画の早回しみたいに人々が高速で動いている。動きすぎてもはや線に見えている。空が真っ…
助手席で笑っている顔が思い出せる。手帳に書き込まれた可愛らしい顔だけのデフォルメされたキャラクターだとか、無駄にとってある旅行先のパンフレットだとか。失われてもまだ残っているものがあって、ひどく凄惨な気分になる。 失われることが必然だとして…
急に日常生活を送れなくなってしまった人たち。 日常生活のまねごとをしてみても、あまりに同じにならないから。 笑える。あまりに心が動かないから。 友人が別人と入れ替わっているのだと彼女は僕に耳打ちしてくる。そして、自分を殺しにくるのだと彼女は叫…
あわの中にとけていく。わたしというなにものかが。 触れた指先で解けていく。わたしの構成要素を一つずつ分解されていく。 わたしは開かれる。 わたし『女』『少女ではない』『ボブカットより少し長めの』『艶めいてはいない黒髪』『表情豊かな』『心はひん…
踏切で信号が赤く灯り遮断機が落ちる。車輪がブレーキの圧力に負け回転を止めるとき、からんからんと音がして電車が通りすぎる。空を仰ぐ。夕焼けの少し前の空はまだ青空を残していて、その真ん中を真っ二つに区切るようにクロワッサンを延々と繋げた形の飛…
世界が塗り替えられるような、現実では無いような。それほどの幸福感が身体を襲った。リアルに感じられているそれは、本当に現実なのか、夢ではないのかと不安になった。彼女のまつげの動きさえよく見えた。幸福だから、不安になった。離れたくなかった。ず…
夜が終わるまで空を見続けようと、夜明けの中で微睡んで。夜と朝の境目なんて見ることができない。 ベランダの洗濯機が、うるさいくらいにガタガタしている。あまり眠っていないから……そんなことで腹が立ってしまう。プレミアムモルツを飲む。昨日溢してしま…
黒猫が車の下に寝転んでいて、その車のエンジンがかかったから、死んでしまうぜって思った。車は普通に発進して、真ん中にいた黒猫は頭上の車が通りすぎても悠々としていた。死んじまわなかった。 桜が満開だから、花見に来た。足羽河原の桜並木はどこまでも…
死んだような眼をしている。遠く虚ろに見ている白痴のような、その眼は何を映しているようにも見えない。ただそこに存在しているだけで、意味がない。 意味なんか無い。自分に意味なんか求めないし、求めたくない。誰にとっても無意味な存在であり続けるゆえ…
すべての人が偉大に見える。僕はあまりに小さかった。俯く時間の長さが世界を見る時間を減らしていた。初めてのことに慣れるのに時間がかかった。慣れた振りをしたが、いつも初めての時のように震えていた。みんなの振りを真似していた。いつも初めて出会っ…
尖った言葉で柔らかい皮膚を切り裂いて、血みどろの血を流してあげたい。そーゆう衝撃的な、刹那的な、一瞬の、「今『ここに』しかない」を感じたくて、うーうー唸っている。世界の一瞬を切り取るためのツールとしての言葉。昨日はどこまでも果てしなく続く…
コメントがすごい! アニメーションがすごい!
これは何度見てもぐっときますね。 基本的にはアニマスの23話と24話がメインで構成されてるんですけど。 過去の楽しかった日々をフラッシュバックさせることで、映像が引き立っていると思います。 特に、向き合えるかな たくさんのまぶしさと、歌うとこ…
これは格好いい! スローモーションの演出と歌詞職人が上手い! 何度も見てる。かなり好き。 伊織可愛い! 曲が元々好きだけど、春香さんもいいよね 最初の千早が可愛い。 ジャージ春香さんの可愛さ!こういうPVとかMADは曲の力が大きいかもしれないけれど、…
友達がやっていたので対抗して、 といっても全然聞いていない!ざにお。心地のいいハウスサウンドに、綺麗なメロディを乗せてくる。 歌詞は気にするな! 一番音が好き。 新曲ですよ! 新曲! ふわりP なんかいいピアノ ぽわぽわp この曲失踪感があって好き。…
布教ですよ!布教! アイマス教の信者を増やすのが愚民の果たすべき使命なのである! なので、好きなアイマス架空戦記とノベマスを紹介! アイマス架空戦記というのは、ゲームを元ネタとして、 その世界にアイドルが紛れ込んでしまった的な感じのやつ。まー…
というわけでアイマス動画の紹介!このPVは一番初めて見たアイマスのPV。 どこかの紹介サイトから飛んだと思うけど、最初はどうでもいいって感じに見た。 曲と表情のシンクロに引き込まれた。眼が語る。 歌詞と表情、目線のシンクロ。このPVは歌詞と映…